MSE試験事例

-Case Study-

peret

樹脂材料の強さ比較と表面強さ分布の特定

樹脂材料の評価事例です。

■ 目的

  • ・樹脂材料の強さ比較
  • ・材料表面の強さ分布調査

■ 試験結果

各種樹脂(成型品・加工品)の表面~内部の強さ分布を取得
全体の平均エロージョン率で比較

試験条件 多角アルミナ1.2μm 標準エロージョン力

エロージョン進行グラフ(試験装置から得られる一次データ)

投射粒子量(投入エネルギー量)に対する エロージョン深さ(損傷量)のプロット

  1. グラフの傾きが小さいほど強い。
    各材質固有の強さがあることがわかる。
  2. グラフが直線に近いほど均質なことを示す。
    PA6は曲がりくねっている。

エロージョン率分布グラフ

各深さにおけるエロージョン率(強さの指標)のプロット
     (エロージョン進行グラフの傾き)

  1. 材質毎の強さの差を拡大表示。
    ・2桁の差が存在する 
  2. 縦軸に平行なほど均質である。

■ 評価

1.材料固有の強さが明確になる。

  • 応用例)・材料選定時のスクリーニング
       ・処方・成型条件と強度の関係

2.表面から内部の分布を可視化できる。

  • 応用例)・成型時の変質層特定
       ・製造プロセス中の能力調査
       ・表面改質効果の確認
       ・熱・紫外線・オゾン等での劣化度調査