MSE試験事例

-Case Study-

peret

鋼の表面処理~浅い処理~

同一材料の3種類の窒化処理を試験した事例です。
硬さ換算ソフトで、表面から深さ方向の強さ=硬さ分布が、各窒化処理で大きく異なることを可視化できました。

■ 目的

  • ・浅い表面処理材料の表面から深さ方向の強度(硬さ)分布の特定

■ サンプル

サンプル

■ 試験結果

標準エロージョン力

エロージョン進行グラフ(試験装置から得られる一次データ)

エロージョン進行グラフ

各窒化処理の深さ方向の強さ分布がわかりました。

エロージョン率分布グラフ(深さの強さ分布を示すグラフ)

エロージョン率分布グラフ(深さの強さ分布を示すグラフ)

すべての窒化処理の表面が弱いことや、各材料の強さのピークの分布がわかりました。
また、専用ソフトにより硬さ分布として可視化できました。

■ 評価

  • 1.表面に弱い領域が存在し、強さや厚さは処理によって大きく異なることが判明
  • 2.イソナイトは深さ4µmで最小エロージョン率(最大硬さ)になり、その後15µmまでエロージョン率が上がり(硬さが下がり)一定になっている
  • 3.プラズマ窒化は深さ2µmで最小エロージョン率(最大硬さ)になり、7µmまで一定でその後15µmまで徐々にエロージョン率が上がり(硬さが下がり)一定になっている
  • 4.ガス窒化は深さ8µmで最小エロージョン率(最大硬さ)になり、12µmまで一定で、その後20µmまで徐々にエロージョン率が上がり(硬さが下がり)一定になっている